システム同士が連携して、提供するサービスが多数存在します。
APIは、ネットワーク接続されたアプリケーションを、外部から利用するためのインターフェースです。
本記事では、APIの概要と使い方を紹介します。
APIの概要と使い方を紹介します
- APIとは
- APIでできること
- APIの利用方法
APIとは
API(Application Programming Interface)は、ソフトウェアやアプリケーション同士が連携するためのインターフェースです。
APIは、異なるアプリケーションやサービスが連携するための”ルール”と”手段”を提供する仕組みです。
以下のようなサービスでAPIが提供されています。
- 天気予報API
- ニュースAPI
- Twitter API
- OpenAI API
APIでできること
APIを活用することで、開発の効率化やアプリケーションの機能を拡張することができます。
外部サービスとの連携
APIを使うことで、外部サービスの機能やデータを自作のアプリケーションに組み込むことができます。
アプリケーションの特定の機能を他のエンジニアに公開することで、新しいサービスを開発することができます。
データの取得と収集
リアルタイムのデータを取得して自作のアプリケーションで利用することができます。
取得したデータを解析して利用したり、リアルタイムで情報を収集することができます。
自動化
APIを実行することで、外部アプリケーションのプログラムを実行することができます。
APIを使って定期的なタスクやプロセスを自動化できます。
APIの使い方
APIを利用するための代表的な手順を紹介します。
APIドキュメントの確認
提供されるAPIのインターフェース仕様を確認します。
- エンドポイント: データを取得するURL
- HTTPメソッド: GET、POST、PUTなど、リクエストの種類
- リクエスト/レスポンス形式: JSONやXMLなど
APIキーの取得
多くのAPIでは、アクセスに認証が必要です。
登録してAPIキーを取得します。
登録は、各サービスのWebサイトでAPI用の登録を行い、API認証キーを取得します。
リクエストの送信
APIリクエストを送信します。
各サービスのサーバー向けに、APIリクエストを送信します。
APIリクエストの内容は、各サービスのAPI仕様に依存しますので、各サービスのAPI仕様に沿ってリクエストを作成する必要があります。
レスポンスの処理
取得したデータをアプリケーションに取り込み、必要に応じて加工して利用します。
APIリクエストをサーバーに送信すると、処理結果やサーバー内のデータがレスポンスとして応答されます。
レスポンスを受信したアプリケーションは、アプリケーションに利用するためのデータに加工して利用します。
レスポンスの応答内容も、各サービスのAPI仕様に依存するので、API仕様を確認する必要があります。
API利用の注意事項
APIは外部アプリケーションを手軽に利用できる便利な機能ですが、有料サービスとなっていることが多いです。
トランザクションやトークンの単位で、従量課金となるケースが多く、大量に利用すると莫大なコストがかかってしまうことがあります。
コスト観点でも、APIを利用することが最適なのかを判断してから、利用すると良いです。
まとめ
APIの概要や使い方を紹介しました。
- 外部アプリケーションと連携できるインターフェース
- 外部アプリケーションの機能を手軽に利用できる
- コストがかかることに注意して利用する
APIは現代のソフトウェア開発において不可欠な存在であり、アプリケーション同士をつなぐ架け橋となっています。
まずは無料で利用できるAPIを利用して、APIのリクエストとレスポンスの利用方法を学んでみると良いです。