dateコマンドは時刻を表示/設定するコマンドです。
やすひら
dateコマンドの概要と使用方法を紹介します
この記事でわかること
- dateコマンドの概要
- dateコマンドの使い方
目次
コマンド概要
dateコマンドは、Linuxで現在の日時を表示したり、システムの日時を設定したりするコマンドです。
フォーマットを指定して日時を表示する機能もあります。
コマンドオプション
コマンドオプションを紹介します。
コマンドオプション | 意味 |
---|---|
-d | 日時指定 |
-s | 時間設定 |
-u | UTC(協定世界時)を表示 |
+ | フォーマット指定 |
コマンドの使い方
dateコマンドの使い方を紹介します。
現在日時を表示
現在日時を表示します。
コマンド形式
date
コマンド実行例
$ date
Thu Jun 13 14:07:58 JST 2024
日時指定で表示
日時指定で表示します。
コマンド形式
date -d "[日時]"
コマンド実行例
$ date -d "tomorrow"
Fri Jun 14 14:09:14 JST 2024
フォーマット指定で表示
フォーマット指定で表示します。
コマンド形式
date +"[フォーマット]"
コマンド実行例
$ date +"%Y-%m-%d %H:%M:%S"
2024-06-13 14:11:20
フォーマット指定で現在時刻を確認できます。
フォーマット | 意味 |
---|---|
%Y | 4桁の西暦 |
%m | 月(01-12) |
%d | 日(01-31) |
%H | 時間(00-23) |
%M | 分(00-59) |
%S | 秒(00-59) |
日時を設定
日時を設定します。
コマンド形式
sudo date -s "[設定時刻]
コマンド実行例
$ sudo date -s "2024-06-13 10:30:00"
UTCで日時を表示
UTCで日時を表示します。
コマンド形式
date -u
コマンド実行例
$ date -u
Thu Jun 13 05:18:32 UTC 2024
まとめ
dateコマンドの概要と使い方を紹介しました。
dateコマンドは
- 時刻を確認できる
- 時刻を設定できる
かなり多用するコマンドですので、覚えて実践していきましょう。