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やすひら
やすひらと申します。
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[Linuxコマンド]historyコマンドの概要と使い方

historyコマンドはコマンド履歴を表示するコマンドです。

やすひら

historyコマンドの概要と使用方法を紹介します

この記事でわかること
  • historyコマンドの概要
  • historyコマンドの使い方
目次

コマンド概要

historyではコマンド履歴を標準出力します。
linuxではコマンドを実行するとコマンド履歴が残ります。
過去実行したコマンドを表示する場合は、historyコマンドで表示することが可能です。

コマンドオプション

特に重要なコマンドオプションはありません。

コマンドの使い方

historyコマンドの使い方を紹介します。

コマンド履歴を出力する

historyでコマンド履歴を表示します。

コマンド形式

history

コマンド実行例

$ history
 1 ls
 2 pwd
 3 cd
 4 history

historyコマンドで過去実行した履歴が表示されました。

過去実行したコマンドを実行する

historyで過去実行したコマンドを実行します。

コマンド形式

! [historyコマンドの番号]

コマンド実行例

$ history
 1 ls
 2 pwd
 3 cd
 4 history
$ !2
/home/user

historyコマンドの2番めのコマンドを実行しています。
コマンド履歴の2番目のpwdが実行され、/home/user配下にいることがわかります。

キーワードを指定して履歴を検索する

historyとgrepコマンドを組み合わせてコマンド履歴を検索します。

コマンド形式

history | grep [キーワード]

コマンド実行例

$ history | grep ssh
   9 ssh user@123.123.123.123
  51 ssh user@124.124.124.124
  73 ssh user@125.125.125.125
 105 ssh user@126.126.126.126
 135 history | grep ssh

historyコマンドの実行結果からsshを含む文字列を検索しています。
51番目の結果を実行するためには、”!51″と実行すればコマンドの再利用も可能です。

まとめ

historyコマンドの概要と使い方を紹介しました。

historyコマンドは
  • コマンド履歴を表示できる
  • コマンド履歴からコマンドを実行できる
  • grepコマンドと組み合わせてコマンド履歴を検索できる

historyコマンドは、過去実行したコマンドを確認したり利用する際に便利なコマンドです。
かなり多用するコマンドですので、覚えて実践していきましょう。

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