topコマンドは実行中のプロセス情報を表示します。
やすひら
topコマンドの概要と使用方法を紹介します
この記事でわかること
- topコマンドの概要
- topコマンドの使い方
目次
コマンド概要
topでは実行中のプロセス情報をリアルタイムで表示します。
コマンドオプション
コマンドオプションを紹介します。
コマンドオプション | 意味 |
---|---|
-d | 更新秒数を指定 |
-n | 表示回数を指定 |
-p | プロセスID指定 |
-U | ユーザID指定 |
コマンドの使い方
topコマンドの使い方を紹介します。
実行中のプロセス情報をリアルタイムで表示する
topコマンドでプロセス情報を表示する
コマンド形式
top
コマンド実行例
$ top
top - 16:50:57 up 596 days, 3:29, 1 user, load aver
Tasks: 96 total, 1 running, 55 sleeping, 0 stopp
%Cpu(s): 30.3 us, 17.6 sy, 0.0 ni, 52.0 id, 0.1 wa,
KiB Mem : 1008652 total, 164676 free, 149200 used
KiB Swap: 2097148 total, 2054332 free, 42816 used
PID USER PR NI VIRT RES SHR S %CPU
1 root 20 0 159644 9112 6860 S 0.0
2 root 20 0 0 0 0 S 0.0
4 root 0 -20 0 0 0 I 0.0
6 root 0 -20 0 0 0 I 0.0
7 root 20 0 0 0 0 S 0.0
8 root 20 0 0 0 0 I 0.0
9 root 20 0 0 0 0 I 0.0
要素 | 意味 |
---|---|
PID | プロセスID |
USER | ユーザ名 |
PR | 優先度 |
NI | nice値 |
VIRT | 仮想メモリ総量 |
RES | 常駐サイズ |
SHR | 共有メモリサイズ |
S | プロセス状態 – D:割り込み不能 – R:実行中 – S:スリープ状態 – T:停止中 – Z:ソンビプロセス |
%CPU | CPU使用率 |
%MEM | メモリ使用量 |
TIME | CPU利用時間 |
COMMAND | コマンドライン |
まとめ
topコマンドの概要と使い方を紹介しました。
topコマンドは
- 実行中のプロセス情報を確認できる
- リアルタイムで確認できる
topコマンドでは実行中プロセスのメモリ量やCPU使用率を確認することができます。
アプリ開発後の性能測定や、今の状態を調査する際に使用するコマンドになりますので、覚えていきましょう。