Pythonのデータ型と変数定義について紹介します。
やすひら
データ型と変数定義を紹介します
この記事でわかること
- Pythonで扱えるデータ型
- Pythonの変数定義
目次
データ型とは
データ型は変数がどのような種類のデータを持つかを定義するものです。
Pythonには、数値、文字列、リストなどの様々なデータを扱えるデータ型が用意されています。
データ型の種類
Pythonで使用されるデータ型を紹介します。
データ型 | 表記方法 | 意味 |
---|---|---|
整数型 | int | 整数を表現できます。 |
浮動小数点型 | float | 小数点を含む数値を表現できます。 |
文字列型 | str | 文字列を表現できます。 |
ブーリアン型 | bool | 真(True)または偽(False)を表現できます。 |
リスト型 | list | 複数の値を配列で保持します。 |
タプル型 | tuple | 変更不能な複数の値を保持します。 |
辞書型 | dict | キーと値のペアを保持します。 |
変数定義とは
変数定義は、データを格納するための変数を定義することです。
変数を定義することで、プログラム内でデータを利用しやすくなります。
Pythonでの変数定義は、”=”を使用します。基本的な変数定義の例を紹介します。
構文
[変数名] = [値]
整数型の変数定義
整数型の変数定義方法を紹介します。
ソースコード
age = 10
浮動小数点数型の変数定義
浮動小数点型の変数定義方法を紹介します。
ソースコード
size = 44.59
文字列型の変数定義
文字列型の変数定義方法を紹介します。
ソースコード
name = "yasuhira"
ブーリアン型の変数定義
ブーリアン型の変数定義方法を紹介します。
ソースコード
boot = True
リスト型の変数定義
リスト型の変数定義方法を紹介します。
ソースコード
skill_list = ["linux", "python"]
タプル型の変数定義
タプル型の変数定義方法を紹介します。
ソースコード
skill_tuple = ("linux", "python")
辞書型の変数定義
辞書型の変数定義方法を紹介します。
ソースコード
tanuki = {"name": "yasuhira", "age": 10}
データ型宣言ありでの変数定義
Pythonでは、データ型宣言ありで変数定義することができます。
変数の後ろにコロンで区切ってデータ型を宣言します。
構文
[変数名]: [データ型] = [値]
ソースコード
age: int = 10
size: float = 44.59
name: str = "yasuhira"
boot: bool = True
skill_list: list = ["linux", "python"]
skill_tuple: tuple = ("linux", "python")
tanuki: dict = {"name": "yasuhira", "age": 10}
まとめ
Pythonのデータ型と変数定義について紹介しました。
Pythonのデータ型は
- 整数型(int)
- 浮動小数点型(float)
- 文字列型(str)
- ブーリアン型(bool)
- リスト型(list)
- タプル型(tuple)
- 辞書型(dict)
Pythonの変数定義は
- 変数定義で変数名を定義できる
- データ型にあった値を代入できる
Pythonのプログラミングを行う際に、データ型と変数定義について理解しておく必要があります。
データ型を理解して、扱えるデータ型を理解した上で、変数定義できるようにしましょう。