Pythonでは、条件制御で特定の条件を判定することができます。
本記事では、Pythonの条件制御の記述方法について紹介します。
やすひら
Pythonの条件制御を紹介します
この記事でわかること
- Pythonの条件制御
目次
Pythonで扱える条件制御
Pythonの条件制御では、特定の条件を判定することができます。
Pythonで使用できる条件演算子を紹介します。
演算子 | 意味 |
---|---|
== | 等しい |
!= | 等しくない |
> | より大きい |
< | より小さい |
>= | 以上 |
<= | 以下 |
演算子の比較方法を紹介します。
ソースコード
a = 5
b = 10
print(a == b) # False
print(a != b) # True
print(a > b) # False
print(a < b) # True
print(a >= b) # False
print(a <= b) # True
コマンド実行例
$ python3 -B python-if-operator.py
False
True
False
True
False
True
Pythonの条件制御
Pythonの条件制御を紹介します。
if文
if文による条件制御を紹介します。
構文
if [条件]:
実行する処理
ソースコード
a = 20
if a >= 18:
print("18以上です")
コマンド実行例
$ python3 -B python-if.py
18以上です
if-else文
if-else文による条件制御を紹介します。
構文
if [条件]:
実行する処理
else:
実行する別の処理
ソースコード
a = 16
if a >= 18:
print("18以上です")
else:
print("18以上ではありません")
コマンド実行例
$ python3 -B python-if-else.py
18以上ではありません
if-elif-else文
if-elif-else文による条件制御を紹介します。
構文
if [条件1]:
実行する処理1
elif [条件2]:
実行する処理2
else:
実行する別の処理
ソースコード
a = 75
if a >= 90:
print("90以上です")
elif a >= 70:
print("70以上です")
else:
print("70より小さいです")
コマンド実行例
$ python3 -B python-if-elif-else.py
70以上です
Pythonの条件制御の記述例
Pythonの条件制御の記述例を紹介します。
配列に含まれるか判定
配列に指定した値が含まれているかを判定します。
ソースコード
array = ["りんご", "バナナ", "ぶどう"]
if "りんご" in array:
print("りんごが含まれています")
コマンド実行例
$ python3 -B python-if-array.py
りんごが含まれています
まとめ
Pythonの条件制御を紹介しました。
Pythonの条件制御は
- if文で判定できる
- if-else文で判定できる
- if-elif-else文で判定できる
Pythonの条件制御は、if文、elif文、else文を使用します。
これらを組み合わせることで、複雑な条件に基づく分岐処理を実現できます。
条件演算子と条件制御の基本を理解することで、論理的なシステムを構築することができます。