[Python]モジュール制御

Pythonでは、他のプログラムからインポートして、利用できる仕組みがあります。
モジュールを利用することで、ソースコードが簡素化して、メンテナンスがしやすくなります。

やすひら

Pythonのモジュール制御を紹介します

モジュールとは

モジュールとは、処理をまとめたブロックです。
Pythonでは、複数の関数やクラスを1つのモジュールにまとめ、それを他のプログラムからインポートして使用することができます。
自作した関数やクラスを、内部モジュールとしてインポートすることが可能で、1箇所に処理をまとめることで、可読性やメンテナンス性を向上させることができます。
ライブラリも外部モジュールとして、インポートすることで利用することができます。
ライブラリをインポートすることで、他のエンジニアが作成した関数やクラスを、自分のプログラムに取り込むことができます。

Pythonライブラリのインストール

Pythonでは、ライブラリという外部モジュールが豊富に用意されています。
ライブラリをインストールすることで、全ての処理をプログラムを自作しなくても、高度なプログラムを作成することができます。

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ライブラリを利用することで、高度なプログラムを作成できるので、ライブラリのインストール方法とモジュール制御を習得していきましょう。

Pythonのモジュール制御

Pythonのモジュール制御を紹介します。

モジュールをインポート

モジュールをインポートします。

構文

import [モジュール名]

ソースコード

import math

print(math.sqrt(16))  # 出力: 4.0

コマンド実行例

$ python3 -B python-import.py
4.0

モジュールがインポートされます。

モジュール内の1部をインポート

モジュール内の関数やクラスをインポートします。

構文

from [モジュール名] import [関数名/クラス名]

ソースコード

from math import sqrt

print(sqrt(16))  # 出力: 4.0

コマンド実行例

$ python3 -B python-import-from.py 
4.0

モジュール内の関数を指定してインポートできます。

モジュールを別名でインポート

モジュールに別名をつけてインポートします。

構文

import [モジュール名] as [別名]

ソースコード

import numpy as np

array = np.array([1, 2, 3])
print(array)  # 出力: [1 2 3]

コマンド実行例

$ python3 -B python-import-as.py
[1 2 3]

モジュールに別名をつけてインポートできます。

まとめ

Pythonのモジュール制御を紹介しました。

モジュール制御では、自作したモジュールや外部モジュール(ライブラリ)を再利用することができます。
モジュール制御を行うことで、メンテナンス性の高いソースコードを作成できるので、習得しておくと良いです。