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やすひら
やすひらと申します。
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[Python]乱数の取扱い

Pythonで利用できる乱数の制御を紹介します。

やすひら

Pythonの乱数制御を紹介します

この記事でわかること
  • Pythonの乱数生成
  • Pythonの乱数を利用した制御
目次

Pythonの乱数生成

Pythonでは、randomモジュールで乱数を制御します。

ソースコード

import random

乱数生成(整数)

整数の乱数を生成します。

ソースコード

import random

# 1から10までの整数の乱数を生成
random_integer = random.randint(1, 10)
print(random_integer)

コマンド実行例

$ python3 -B python-random-integer.py
8
$ python3 -B python-random-integer.py
1
$ python3 -B python-random-integer.py
9

整数の乱数を生成できます。

乱数生成(浮動小数点数)

浮動小数点数の乱数を生成します。

ソースコード

import random

# 0.0から1.0までの浮動小数点数の乱数を生成
random_float = random.random()
print(random_float)

# 任意の範囲の浮動小数点数の乱数を生成
random_float_range = random.uniform(1.5, 3.5)
print(random_float_range)

コマンド実行例

$ python3 -B python-random-float.py
0.35859585879568534
2.415347666537374
$ python3 -B python-random-float.py
0.4861351234492838
2.0552747600399353
$ python3 -B python-random-float.py
0.10639189598014742
2.6392927808495528

浮動小数点数の乱数を生成できます。

Pythonの乱数を利用した制御

Pythonでは、乱数を利用して様々な処理を実行できます。

配列から要素をランダム選択

配列から要素をランダムに選択します。

ソースコード

import random

# リストからランダムに要素を選択
animal_list = ['tanuki', 'dog', 'cat']
random_choice = random.choice(animal_list)
print(random_choice)

コマンド実行例

$ python3 -B python-random-choice.py
dog
$ python3 -B python-random-choice.py
tanuki
$ python3 -B python-random-choice.py
cat

配列からランダムに要素を選択できます。

配列をシャッフルする

配列の要素の順番をランダムに並び替えます。

ソースコード

import random

# リストの要素をシャッフル
animal_list = ['tanuki', 'dog', 'cat']
random.shuffle(animal_list)
print(animal_list)

コマンド実行例

$ python3 -B python-random-shuffle.py
['cat', 'dog', 'tanuki']
$ python3 -B python-random-shuffle.py
['dog', 'cat', 'tanuki']
$ python3 -B python-random-shuffle.py
['tanuki', 'dog', 'cat']

配列の要素をシャッフルできます。

まとめ

Pythonの乱数制御を紹介しました。

Pythonの乱数制御は
  • 整数で乱数を生成できる
  • 浮動小数点数で乱数を生成できる
  • 配列の要素をランダム選択できる
  • 配列の要素をシャッフルできる

Pythonの乱数制御を利用することで、ランダムに処理することができます。
乱数を利用することで、高度なアルゴリズムを作成することができます。

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